札幌日本大学高等学校IBコースでは、Group3にHistoryとESS(Environmental System and Society)を採用しています。HL(High Level)かSL(Standard Level)か選択します。
日本従来の歴史の授業は、「ひたすら覚える」というものがメジャーです。センター試験もいろんな種類の教科書を丸暗記したら高得点が狙えることからもこのことが伺えます。
Historyでは教科書を一言一句すべて覚えても高得点は取れません。「なぜこの出来事が起こったのか」「この出来事が今にどのような影響をもたらすのか」など、探求心を養い、批判的に物事を見つめる力をこのHistoryの授業でつけていきます。
また、これから外国人と関わる機会があった時、歴史的事実を日本視点ではなく、世界視点で見ることができれば、中立的に会話ができるようになることもHistoryの魅力の一つです。
ESSでは生態系や環境問題、それにまつわる環境法について学びます。この科目では理科の科目全部が含まれている感じになるのですが、それでも他の科目とはまったく違う内容で、学んでいて面白いです。
この授業で一番難しいと同時に楽しい点は、ディスカッションメインであることです。授業は全て英語で行われているのですが、うまく英語で自分の言いたいことが言えなかったり、時間までに言い分がまとめることができなかったりして困ることもあります。
しかし、日本語が上手で、すごく優しい先生が助けてくれるので楽しみながらできます。まとめると、ESSは独特な授業内容やスタイルで、とても学びがいのある授業です!
